オラ無駄堂

「ほぼ発達障害」脳を乗りこなす日々

【体】[問題編] 脳がやたらと疲れる+疲労が自覚できない=すぐに寝落ちする能力

      2018/07/13

大したこともせずに勝手に疲れる高燃費脳

カウンセラー氏に言われてハッとしたのが、私のようなタイプの発達障害傾向がある人の中には、脳がやたらと疲れる人がいて、そういう人はまたしばしば同時に、自分の疲れを自覚できないらしい、ということだ。

要するに身体が勝手に処理してくれるところをムリヤリ脳で処理することで動いているのであり、人によっては定型発達者の5倍~10倍は脳の疲労が強い、とのことだった。

思い当たるフシはあった。というか、自分の抱えている問題のなかでもトップクラスのもの、恐るべき強さで意識を奪って行く「眠気」の正体はそれであった。

思えば、色々なことがあった。

電話で無反応になり友人たちを苦笑させ、歴代恋人をキレさせる

電話の最中に突如眠りに落ちる。瞬殺と言ってもいい。

友人同士ならともかくとして、恋愛状態まっさかりの中でやると、相手にモノスゴク気分を害される。これは本当に歴代付き合った女性たちに理解してもらうまでが大変だったのだが、こういう体質なのだ、眠らないようにこれだけの用意をしてもダメなのだ、ということをとにかく説明せねばならなかった。

同種の方々は深く頷くところであろう。

不慣れな場で緊張するとすぐ眠くなる

緊張を強いられる場面が続いてゲージが振りきれると一気に地獄のような眠気が来る。

新社会人の頃、先輩に業務の説明をしてもらっていたらゴリゴリに眠くなり、立ったまま眠って先輩を驚かせたことがある。当然平謝りである。「そういう体質」であると納得して色々諦めてくれた先輩には今でも感謝するばかりである。

寝落ちで仲間を殺した記憶

この体質、仲間の死を招くこともある。いやまあ、仮想世界での死だけど。
その昔、友人とオンラインゲーム『Final Fantasy XI』に興じていた頃のこと。

みんな昼間は働いているので、いきおい集まるのは夜になる。日本のビジネスマン、仕事を終えて、自宅でさあ遊ぶぞって頃には、テッペンをまわっている。

『FFXI』は、何をするにも時間のかかるゲームで、狩りに向かうにしても、クエストをこなすのに向かうにしても、べらぼうに広いフィールドを延々駆けまわることになる。でも、それはそんなに苦痛じゃなかった。もうね、未開拓のダンジョンをネットの向こうの仲間と一緒に探索するなんて、耳から汁出そうなくらい楽かった。

……で、そんな楽しいのに、愛しの我が体は、いきなりストーンと熟睡する。

白魔道士としてパーティに参加していて、今ケアルを唱えないと前衛の戦士や忍者が死んじゃう……!って時でも、黒魔道士としてパーティに参加していて、今デジョンⅡ唱えてワープしないとパーティ全滅しちゃう!!って時でも、前ぶれなく寝る。眠いという自覚すら来る前だから、周囲に警告もできないのである。

色々と対策はした。激辛ソース「MEGA DEATH」を目元に塗る、とか、ミンティアを致死量くらい口に入れておく、とか。もちろん通用しないのである。そんなこんなで、やがて素敵な異世界ヴァナ・ディールとは疎遠になるのであった……。合掌。

疑われる遺伝要素

父も結婚前の母とのデートで、食事中に寝落ちするという豪の者であったらしい。そういえば、子どもの頃、父方の親族一同集まっての新年会は、皆次々と寝落ちしていき、築地市場のマグロの卸売場を見るようであった。

そう、あれは「同じタイプの発達障害傾向」の発露だったのではあるまいか。

で、今はどうしているのか

思えば色々あったもんだ。まあ、真面目に悩んでも仕方ないので、トラブルになるよりは、そもそも無理をしないようにした。個別のハック、それでも無理しなきゃいけない場合のハックなどはまた別の記事に書くとして、大原則としては、

「休むのもサボるのも遊ぶのも自己管理のうち」

……と割り切り、スキマ時間があれば、あらかじめ10分15分の仮眠をとる。ヤバそうな気配があれば、即、寝るのである。上記の体質のおかげで、寝つきはべらぼうに良いのである。sleep or dieである。寝るのである。

これにより日々の生活の過ごしやすさは格段に向上した。

生きづらさという難攻不落に思えた城の一角は、マメな睡眠をするだけでも、少しは攻められる。とにかく、寝るのである。

それでも働きたいんだ、遊びたいんだ、というワガママに対応する手段については、また項をあらためて。

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